こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング
内藤です。
ガラスコーティングを施工すれば美しいツヤと撥水性能を手に入れることができます。ガラスコーティングは耐用年数も長く、メンテナンスの重要性はあまり知られていません。
そこで、ガラスコーティング施工後に、どうしてメンテナンスが必要となるのか詳しく解説します。
内藤
ということは、一度ガラスコーティングすればほったらかしで光沢が保てるという事でしょうか?
社長
内藤
そんなコーティングがあったら最高ですけど、やっぱり現実はそんなに甘くないという事ですね。
社長
それじゃあ、どんなことが良くないのか、そしてどうすればよいか解説するよ。
ガラスコーティングは、固い商品では鉛筆の7Hに相当する硬さを実現しているので、塗装保護には非常に優れた商品です。しかし、いくら硬いガラスコーティングでも劣化からは逃れられません。
日本には四季があり、寒い日もあれば暑い日もあります。そして梅雨や台風などクルマのボディをいじめる条件は数多く存在します。また、クルマの青空駐車を余儀なくされている人も多く、夏場の強い紫外線は、ガラスコーティングに攻撃し続けています。
こういった状況に置かれるガラスコーティングは、時間とともに劣化していくので、一度ガラスコーティングを施工したからといって、ほったらかしにすると劣化速度を速めることになります。
私たちが住んでいるこの地球上では、太陽から紫外線や酸性雨、そして大気の汚染物質にさらされながら暮らしています。これらは、ガラスコーティングを蝕み、どんなに高級で優れているコーティングでも同じように劣化します。
そのため、これらの除去が非常に重要となってきます。とはいっても、それほど大げさに考える必要はなく、洗車を定期的に行えばボディについた酸性雨や汚染物質を流し落とすことができます。
ガラスコーティングをすると、クルマを洗車しなくても良いという事ではなく、ガラスコーティングのおかげで、洗車が楽にできるようになるという事です。
ガラスコーティングも万能ではありません。ガラスコーティングに付着している汚れをそのまま放置すれば、ガラスコーティングは劣化して本来コーティングできる期間が大幅に短縮されてしまいます。
当然、クルマの使用環境も大きく関係があり、普段クルマを止めている駐車場が青空駐車であれば、ガラスコーティングの劣化が大きく進みます。特に注意しなければならないのは、自宅は屋根付き駐車場でも、会社の駐車場が青空駐車の場合です。
会社に自家用車通勤していると、汚染物質を浴びるほか、日中の紫外線を浴びる時間に青空駐車していることになり、ガラスコーティングの劣化が大きく進むことになるでしょう。
そこで、ガラスコーティングを長持ちさせる重要なことは定期的な洗車です。毎日クルマを使用する人ほど、定期的に洗車をすればガラスコーティングが長持ちするでしょう。
内藤
社長
だから、洗車は非常に重要だよね。
内藤
社長
でも、これには多くを語られていないだけで、実は深い意味があるんだよ。その辺を解説するね。
パッケージに〇年耐久性といった表示を見て、ガラスコーティングをしたら何もしないで良いと思っているユーザーもいることでしょう。しかし、この耐久年数というのは、ガラスコーティングがベストの状態での耐久性であり、メンテナンスを行わなければ、耐久性は表示通りにならないことを覚えておきましょう。
また、ディーラーで用意しているコーティングにも5年保障が付いていることが多いですが、補償内容をよく見ると1年に1回メンテナンスを行うことが条件となっています。
ガラスコーティングは、市販もプロ仕様も同じく塗装の上に被膜をつくり塗膜を保護しています。つまり、ダメージを塗装の代わりにガラスコーティングが受け止めているのでメンテナンスは必要という事です。
このように、ガラスコーティングをベストの状態を維持させ、パッケージに記載の耐久年数やメーカーの保証通りの光沢を維持させるには、定期的なメンテナンスは欠かせないという事です。
内藤
社長
実際に誰が投稿していたか今ではわからないけど、確かにガラスコーティングは万能みたいな書き込みが多数あったのは事実だよ。でもね、それじゃあガラスコーティングは長持ちしないんだ。
実際にどのような違いがあるのか、そしてどのようにメンテナンスすればいいのか説明するよ。
過去に、ホコリがついたボディを雨により洗い流してガラスコーティングの素晴らしさを語っていたSNSも散見されましたが、雨は酸性雨であり、ガラスコーティングを劣化させます。
ガラスコーティングを施工した後、何もメンテナンスを行わなければ1年とたたずに光沢は失われるでしょう。そうなってから洗車を行っても全く意味がありません。
すでにガラスコーティングの被膜は劣化が進み、再コーティングをしなければ元のツヤに戻すことはできません。
このほか、なにもメンテナンスしなければひどく汚れたときに、洗車を行っても汚れが落ちにくくなっています。これではガラスコーティングのメリットを受けられず、せっかくのコーティングが台無しといえます。
ガラスコーティングのメンテンナンスは洗車が大事です。もし洗車を怠ると、ガラスコーティングの汚れの落ちやすさというメリットが失われ、洗車しても落ちない汚れが付着し続け、ガラスコーティングの劣化を促進させます。
ただし、洗車の仕方も注意が必要です。通常の洗車と同じようにキズがつきにくい洗車方法を選ばなければ、ガラスコーティングを傷つけてしまうでしょう。
確かに7Hという強固なガラスコーティングもありますが、砂などが付着していると7Hの硬さでも簡単に傷が入ってしまいます。
また、使用する水にも注意が必要です。水道水で洗車を行うならまだしも、井戸水で洗車を行うとカルシウム成分が強い水質から、コーティング表面にカルシウムの結晶が付着する可能性が高くなります。
ガラスコーティングを末永く美しい状態で保つためには、洗車にも注意しなければなりません。
内藤
社長
普段の洗車より楽にできる。最も汚れが全く付着しないコーティングなんて存在しないだろ。コーティングで洗車が楽になるなら価値はあると思うよ。
ガラスコーティングは、定期的な洗車を行う事でその効果を持続させることができます。しかし、ガラスコーティングを販売しているメーカーからメンテナンス剤も発売されていることが多くあります。
メーカーが用意しているメンテナンス剤の主な役割は、光沢の維持や水ハジキ性能の復活です。
ガラスコーティングの耐久期間は、洗車をすることで守られますが、どうしても次第にツヤや水ハジキが失われてきます。そこで、メーカーが用意しているメンテナンスキットを使う事で、施工直後のようなツヤや水ハジキを復活させることができます。
内藤
社長
ガラスコーティングの日常のメンテナンスは、洗車をすることが大事ですが、季節により洗車にも注意が必要です。
暑い夏場ではボディが焼けており、その状態で洗車するのはガラスコーティングを施工していてもウォータースポットなどができやすく、暑い日に洗車することでクルマを汚してしまう事になります。
冬場にはクルマが塩カルで汚れる頻度が高くなりますから、洗車頻度を上げる必要があります。しかし寒い地方では、洗車する時間帯でクルマにかけた水が凍結するので、冬場の洗車は日中の日が出ている時に行うことが重要です。
クルマの保管方法やどのような使い方をしているかでメンテナンス方法は変わってきます。
青空駐車が主なクルマは、紫外線によりガラスコーティングの劣化が進むので、早めのメンテナンス剤の使用が望ましいでしょう。
このほか、悪路など汚れやすい場所を走行した後や、海岸沿いの道路を走行した後などは、すぐに洗車して汚れを落とすようにします。また、鳥の糞が付着した場合も速やかに除去することが重要です。
とくに鳥の糞は強酸性なので、ガラスコーティングを浸透し、塗装面にダメージを与えますから、除去するのが遅れると、その部分を再コーティングしなければならないでしょう。
内藤
社長
ガラスコーティングを施工したから安心と何もしないでいると、本来の光沢や撥水性能が持続しません。ガラスコーティングは、定期的なメンテナンスをすることで、本来のツヤと撥水性能を持続させることができます。
ガラスコーティングを施工したのに、パッケージに表示してある耐久期間前に光沢や撥水性能が失われたら、メンテナンスが行き届いていないという事です。早めに気が付けば、メンテナンス剤で復活させることも可能です。
光沢や撥水性性能を維持するために、定期的なメンテナンスを怠らないことがいつまでも美しいボディを保つ秘訣です。メンテナンス方法についてはこちらにまとめていますので興味があれば合わせてお読みください。