こんにちは。
日本コーティングの内藤です。
私どもが製造・販売しているコーティング関係の中にフロントガラスなどに施工するコーティング剤があります。
販売当初から人気があり、雨天時のフロントガラスの視認性を気にする方が多いと改めて感じました。
また、僕自身も愛車に施工していて商品の良さを身をもって体験しています。その良さを多くの方に知っていただきたいと思っており、今回も「新入社員が行く!出張コーティング」をやってきました。(前回のインプレッサWRXの記事はこちらからご確認下さい)
今回は知り合いのプリウスに施工しました。
施工方法からコーティング施工後の状況についてまとめましたので、気になる方は御覧ください。
平成22年式トヨタ プリウス(ZVW30)のフロントガラスの油膜が気になるという事で、今回は油膜を除去しつつフロントガラスの環境も整える作業を行いました。
状態は汚れが酷い印象はなく、オーナーさんもおっしゃる通りに油膜が付着している、ギラついる状態です。
基本的には青空駐車で保管し、普段のボディメンテは洗車機を使用しているため、劣化した洗車溶剤が油膜のようにこびりついたようです。
ボディの洗車を先に行い、フロントガラスの状態を確認しようと思います。
フロントガラスに水分が付着するとこのような状態です。
撥水をしつつも部分的に親水している箇所もあります。
また全体的に景色の映り込みもぼやけている状態です。フロントガラスの状態を一度リセットする為にガラス表面を研磨します。
使用しているのはガラス専用の研磨剤です。ボディに使用するコンパウンドとは違うのでDIYで作業する場合はガラス専用の研磨剤を使用してください。
均一に磨いていきます。油膜と細かい傷を除去するとフロントガラスは完全な親水を保つ状態になります。水玉が無くなることを確認しながら均一に磨いていきます。
フロントガラスの研磨が終了した状態です。
映り込む景色がハッキリとし、磨く前とでは明らかに違います。
この状態になると気になる油膜も無くなり、細かい傷も少なくなっています。ガラス表面に水を掛けると撥水もなく、完全な親水状態となります。
フロントガラスが乾燥してからガラス用コーティング剤を施工していきます。
作業当日は外気温も高く溶剤の乾燥も早い為、作業はガラスを4分割にして行いました。
運転席側上部、下部。助手席側上部、下部。という具合に完全に乾燥しきる前に付属のクロスで拭き上げします。
拭き取り作業のコツとしては、完全に乾く前に行う事と、タオルが乾いている状態でムラなく撫でるように拭く事です。
無色の溶剤なので拭き残しが無いように気を付けてください。
拭き上げ完了後の写真ですが、映り込みも綺麗で、より艶感が出ました。
施工直後はコーティングが密着しきれていない為、このまま2時間ほど完全に乾燥させます。
水滴を付着させてはいけない為、雨の日や曇りの日の施工は環境を整える必要がありますが、この日は恵まれているようです。
施工から二次時間が経過し、確認の為に水をを掛けました。
シャワー状態で水を掛けていますが、滑るように水が流れ落ちていきます。
非常に満足のいく仕上がりですが、実際の雨はシャワー状態という事はほぼ無いので、霧状態でも確認してみました。
霧状態で水を掛けると小さいながら水玉がしっかりと確認出来ます。
走行風でワイパー要らずの状態だと確信が持てる仕上がりとなりました。
全ての工程が完了しました。
おおよそ3時間の作業で、うち2時間は乾燥時間です。
正味1時間程度の作業ですが仕上がりも良く安心して納車できます。午後から少し曇り気味になり不安もありましたが、滞りなく終える事が出来ました。
フロントガラスのコーティング剤に興味がありましたらぜひ、参考になさってください。
今回使用した商品はこちらです。
フロントガラス用コーティングを施工した事例はこちらにまとめております。良ければご確認ください。
【 ⇒ 施工事例集 】